つなぐ、見える、切り開く、
テラダの描く、
茶業の明るい近未来。
茶畑からお茶工場そして製品出荷まで、依然として人手に頼る作業や熟練者でなければできない作業が多く、
省力化や人手の確保、負担の軽減が国の重要な課題となっています。
テラダの考える製茶業界の未来は、農業IoTの力であらゆる情報を見える化・蓄積・分析し、
AIによる予測も含めて生産の効率化と安定、品質の向上により、儲かる経営を目指します。
スマート農業
ICT、機械技術を活用して、
超省力・高品質生産を実現する
新たな農業
-
1
超省力・大規模生産を実現
GPSを活用した自動走行システム等の導入により、茶園での乗用摘採機の複数走行・自動走行等で、作業能率の大幅な向上を実現。
-
2
圃場管理
茶園の位置・栽培品種・土壌情報や、防除・施肥・摘採等の作業情報、気温・地温・雨量などの気象情報などあらゆるデータを取得・管理。
-
3
精算管理、栽培履歴管理
生葉評価,精算、栽培履歴,荒茶販売,労務管理、などのデータを取得・管理。
-
4
製造管理
製茶工場内において、製造工程の管理,製品数量予測,保守管理作業などの工場全体のマネージメント業務の管理。
-
5
消費者・実需者に
安心と信頼を提供クラウドシステムにより、生産の詳しい情報を実需者や消費者にダイレクトにつなげ、安心と信頼を届ける
現在、テラダでは「農機自動化による超省力化」と「データ活用による精密化」を主軸に据えて、
スマート農業の実現に向けた取り組みを行っています。
茶畑日誌
Tea garden dialy for iOS/Android茶園の位置・品種・土壌情報から、摘採・防除・施肥などの茶園での作業情報、使用する農業機械の情報など、圃場におけるあらゆるデータを取得・管理し、クラウド(ネット)を介して製茶工場統合システム”会計さん”と自動連携できるアプリケーションです。
今後、ロボットを含む茶園管理機械からのデータ自動取得の受け皿となったり、将来的には生育状況と茶工場の製造状況、茶問屋からの注文状況や管理予測からのフィードバックを受け、茶畑日誌を介して最適な作業内容を指示できるようになります。
会計さん
Tea factory total management support system1.計量精算システム、2.履歴管理(トレーサビリティー)システム、3.生葉評価システム、4.荒茶販売システム、5.労務管理システムにより構成されている現在の製茶工場統合システム”会計さん”が、茶業のスマート農業のためのハブとして、茶畑日誌を含む圃場情報や製茶工場内のシステムを含め、茶工場に集まるあらゆる情報の集積と管理、指示を担うこととなります。
茶畑日誌による茶園管理情報やECネットなどの圃場観測ネットワークシステムによる情報、気象情報などをもとに生産情報を分析・予測し、製茶工場の製造能力に合わせた摘採(収穫)計画を立てることにより、高品質・高収穫・高収益でありながら茶工場の製造が集中化しない高効率な製造が表現でき、労働負担もヶ軽減できます。
ティーマネージャー
Tea managerお茶の生葉受入情報から合組機の荒茶重量まで、知りたい情報を繋げて集中監視する「ティーマネージャー」により、状態の見える化,次への予測,分析が行え、スマートな荒茶製造が行えます。スマートな荒茶製造により、安定した製品の製造ができ、製造従事者や製造機械に無理をさせない作業となって行きます。
「農業の持続的発展と豊かな未来のために」
「農機自動化による超省力化」と「データ活用による精密化」の各レイヤーマップやシステムを改良・連携させ、
高い付加価値を創出する過程で、将来的には日本国内のみならず、世界のスマート農業を進めていきます。
現地の用途や要望に配慮し、アジアに向けては稲作地域や大規模畑作地帯への適用、
対欧米では各国に適した精密農業用のスマート農機開発を見据えています。