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鹿児島県早場茶産地生育状況のお知らせ パート1
2020年03月10日
静岡県茶期前研修会2020で報告予定となっておりました『鹿児島県早場茶産地生育状況』を本年はホームページよりお知らせいたします。
茶生産者の今後の茶園管理や一番茶前の情報としてお役に立てれば幸いです。
鹿児島県早場産地生育調査報告
調査日 令和2年3月4日~6日
3月4日 曇り 南九州市(知覧町・頴娃町)
:全体的に調査茶園の園相は良いと思いました。園によっては新芽の生育は、やや不揃いに見える箇所もありましたが、調査茶園は良好でした。周辺茶園も60%~70%萌芽しており、萌芽期に入るタイミングだと思いました。昨年に比べ一週間程度早い調査でしたが、ほぼ同じ様な芽合いでしたので少し早いと感じました。
3月5日 晴れ 大根占町
:調査茶園の早生品種は園相も良く、萌黄色に染まっており、開葉が1~2枚、早いものは3枚になる枝条もありました。昨年に比べ4日早い調査でしたが、ほぼ同じような芽合いでしたので昨年に比べ少し早いと感じました。
3月6日 晴れ 種子島
:極早生品種の松寿茶園は園相も良く、萌黄色と奇麗に染まっておりました。開葉は2~3枚と芽伸びも良く、種子島も4日早い調査でしたが、同じような芽合いでしたので少し早いと感じました。
いずれにせよ生育は、これからの天候により大きく左右されると思います。順調な生育を期待いたします。
令和2年3月9日
株式会社 寺田製作所
営業部 榛葉清志
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