碾茶ができるまで(新碾茶製法)
碾茶(てんちゃ)とは抹茶の原料となる茶葉のことをいいます。
近年は日本だけでなく世界的な規模で抹茶の需要が高まっております。
弊社はその需要にお応えするため、従来製法よりも生産性を向上させた新碾茶製法として
「超熱機(ちょうねつき)」を利用したライン構成のプラントを提供いたします。
さらに超熱機の次工程では、機械式の「碾茶炉」や「ネット乾燥機」を利用することで、
需要に合わせた碾茶(てんちゃ)を製造することができます。
近年は日本だけでなく世界的な規模で抹茶の需要が高まっております。
弊社はその需要にお応えするため、従来製法よりも生産性を向上させた新碾茶製法として
「超熱機(ちょうねつき)」を利用したライン構成のプラントを提供いたします。
さらに超熱機の次工程では、機械式の「碾茶炉」や「ネット乾燥機」を利用することで、
需要に合わせた碾茶(てんちゃ)を製造することができます。
摘採(てきさい)
丹精込めて育てたお茶の新芽を丁寧に摘み取ります。
- ・収穫時期:4月中下旬~
- ・茶工場へ運搬
生茶管理工程
生葉コンテナ(なまはこんてな)
生葉を一時的に貯めておき、送風して鮮度を保ちます。
- ・時間:~数時間
- ・含水率:400%D.B
- ・含水率:80%W.B
- ・茶葉重量:100kg(仮)
蒸熱工程
蒸機(むしき)
蒸気で蒸し、酸化酵素の働きを止めます。
- ・時間:1分
- ・含水率:400%D.B
- ・含水率:80%W.B
- ・茶葉重量:100kg
蒸熱工程
超熱機(ちょうねつき)
高温の熱風で酸化酵素の働きを止めつつ乾燥させます。
- ・時間:2分
- ・含水率:200%D.B
- ・含水率:67%W.B
- ・茶葉重量:60kg
乾燥工程
碾茶炉(てんちゃろ)
炉からの輻射熱で茶葉を揉まずに乾燥させます。
- ・時間:30分
- ・含水率:14%D.B
- ・含水率:12%W.B
- ・茶葉重量:23kg
乾燥工程
ネット乾燥機(ねっとかんそうき)
大風量の熱風で茶葉を揉まずに乾燥させます。
- ・時間:30分
- ・含水率:14%D.B
- ・含水率:12%W.B
- ・茶葉重量:23kg
乾燥仕上工程
風力選別機(ふうりょくせんべつき)
葉と茎を選別します。
- ・時間:10分
- ・含水率:14%D.B
- ・含水率:12%W.B
- ・茶葉重量:23kg
乾燥仕上工程
乾燥機(かんそうき)
保存できるように乾燥し、香味を発揚させます。
- ・時間:30分
- ・含水率:5%D.B
- ・含水率:5%W.B
- ・茶葉重量:21kg